Opinionイランがホルムズに「通行料」を突きつけた。ガソリン代に直結する交渉の現在地イランはホルムズ海峡の通行料として貨物価値の5〜7%を要求。オマーンとの交渉は今週も膠着し、原油(ブレント)は1週間で10ドル近く乱高下した。日本の輸入原油の約9割がここを通る。西田 航Aug 14
Opinionウクライナのドローンが千キロ先の製油所を焼いた。ロシアはガソリンが買えないウクライナは8月10日、国境から約1200キロのタタールスタンにあるTANECO製油所を攻撃した。ロシアの11大製油所はすべて被弾し、精製能力の4割超が停止。17地域で販売制限が敷かれ、産油大国がガソリンを輸入する事態になっている。西田 航Aug 13
Opinionアラグチ外相が「戦争賠償を払え」とトランプに迫った。ホルムズはまだ開かないイランのアラグチ外相は8月8日、ホルムズ海峡の通航再開には米国の制裁解除・戦争賠償・撤退が必要だと主張した。海峡通航量は開戦前の10分の1以下に落ち、原油価格は1日で5%上昇した。西田 航Aug 12
Opinionフーシ派がサウジアラムコを狙った。ジャザン製油所が炎上し中東の緊張が高まる8月9日、フーシ派のドローンがサウジアラムコのジャザン精製施設を直撃し火災が発生した。前日には同派によるイエメン軍基地攻撃で30人が死亡。ブレント原油は直後に2ドル超上昇した。サウジはパキスタン・トルコとNATO型の相互防衛協定を結び、中東の衝突は多国間に広がっている。西田 航Aug 10
Moneyイランがホルムズ封鎖草案を公表した。米国船を弾き、日本のガソリン代が跳ねるイランは8月6日、ホルムズ海峡の通行制限草案を公表した。米・イスラエル船を完全禁止し、その他の国にも積み荷の20%を罰金として科す内容だ。原油相場は1日でブレント3.8%高騰した。封鎖から158日目。日本のガソリン価格はすでに174円台。草案が承認されれば、さらに上がる。西田 航Aug 7
Engineering徹底カイボウUAEはなぜ秋田に2兆円を投じるのか。日本最大級AIデータセンター計画の論点整理秋田市に整備費2兆円規模・受電容量最大500メガワットのAIデータセンターを建設する計画が報じられ、投資の担い手としてUAEの政府系ファンドの名前が挙がった。なぜ東京でも大阪でもなく秋田なのか。電力・雇用・経済安全保障・水という4つの論点から、この計画の意味を読み解く。TechCreate編集部Aug 7
Engineering徹底カイボウ日本のデータセンター電力問題|2035年494億kWhの新需要と4つの対策日本の電力需要は2035年度に8461億kWhへ。データセンター新増設分494億kWhの意味と、電力不足を避ける4つの対策を公的資料で読み解きます。ReiAug 6
EngineeringAIの聖地テキサスがデータセンターの新規接続を止めた。電力網が限界に来ている8月3日、テキサス州のアボット知事が送電網への接続を申請中の全データセンター案件の検証と監査を指示した。ERCOTは「事実上すべての案件が一時停止する」と認めている。背景には474ギガワットという接続申請の異常な積み上がりがある。州の需要記録91ギガワットの5倍を超え、新規申請の約9割がデータセンターだった。誰よりも企業誘致を進めてきた知事が、なぜ自ら入り口を閉じたのか。税優遇と水使用の開示義務化が変えるAI投資の前提と、数年遅れで同じ問題に直面する日本のデータセンター誘致・系統制度への示唆を整理する。西田 航Aug 6
Moneyフーシ派がサウジの「最後の出口」を撃ち始めた。紅海ではインドの船が沈んだホルムズ海峡の再開交渉が大詰めを迎えるさなか、紅海で船が沈み続けている。8月4日、フーシ派はイエメン・ホデイダ沖でインドの帆船型貨物船を撃沈し、同じ週にはサウジアラビア・ヤンブー沖のタンカーを2週間で2度攻撃した。ヤンブーはホルムズを迂回する東西パイプラインの積出港であり、6月にはサウジの海上輸出の9割超がここに集中していた。海峡が開いても紅海が閉じたままなら、原油輸送の袋小路は解消しない。フーシ派は封鎖交渉の当事者に含まれておらず、攻撃を止める合意はどこにも存在しない。原油の中東依存度が9割を超える日本にとって、紅海の安全は調達コストに直結する問いである。西田 航Aug 6
Startup徹底カイボウ髙野由之とは?ARTH創業者の経歴・学歴・資産を徹底解剖電線も水道も無い断崖にホテルを建て、年間稼働率約90%。カンブリア宮殿で話題のARTH創業者・髙野由之とは何者か。京大卒からウガンダでの原体験、電力と水を100%自給するWEAZERの仕組み、未上場ゆえの資産の実像までを一次情報だけで解剖する。TechCreate編集部Aug 5
Moneyホルムズ海峡は入り口をイラン、出口をオマーンが管理して再開へ。「サービス料」折半案に米国が反発している2月28日の対イラン攻撃から5か月あまり封鎖が続いてきたホルムズ海峡が、再開に向かっている。ニューヨーク・タイムズが8月3日に報じた合意案は、湾に入る船をイラン管理の航路に、出る船をオマーン管理の航路に分ける。船は通航料ではなく「サービス料」を払い、収入は両国で折半する。米国は「きわめて危険な前例」として反発しているが、通航は1日十数隻まで落ち、6,000人の船員がいまも湾から出られない。原油の9割超をこの海峡に頼る日本にとって、料金所ができるかどうかは調達コストに直結する。西田 航Aug 5
Moneyマドゥロ拘束から7か月、カラカスで移行交渉が始まった。ノーベル賞のマチャドは参加を拒み、選挙時期で米国と割れているベネズエラの移行交渉が8月1日に始まった。政府側と野党側から12人ずつが着席したが、マチャドとゴンサレスは不参加を表明した。選挙時期は10か月以内か2年か。石油と復興資金が交渉の梃子になっている。西田 航Aug 2