Opinionトランプが止めた空爆の翌日、フーシ派は紅海沿岸の要衝を掌握しようとしていたトランプが空爆を止めた5日後、フーシ派はアデン湾沿岸の拠点強化を進めていた。停戦を「自分たちの勝利」と位置づけ、商船攻撃の射程を広げる動きに出た。国際海事局は高リスク警戒勧告を維持しており、紅海の緊張は軍事作戦の中断だけでは解消されない。TechCreate編集部Sep 22
Opinionフーシ派が紅海の出口にある岩の島を取った。サウジの船だけが通行を禁じられたフーシ派がバブエルマンデブ海峡に浮かぶペリム島を制圧したと発表した。報道官は航行の安全を保証しつつ、サウジ関係の船だけは通さないと述べている。前日にはモカ港も陥落しており、紅海とアデン湾をつなぐ出口の管理者が実質的に入れ替わった。TechCreate編集部Sep 13
Opinionサウジのムハンマド皇太子が二度も電話をかけた。トランプは空爆の要請を断ったサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が木曜日、トランプ大統領に二度電話をかけ、フーシ派への空爆を求めた。大統領は二度とも断った。米国は情報と標的データの提供にとどめ、約200人の要員をサウジ国内に置いている。バブ・エル・マンデブ海峡の不安定化は、日本の海上運賃にも届く。TechCreate編集部Sep 12
Opinionフーシ派がサウジ沖のタンカーを再び攻撃した。紅海の海上封鎖は止まっていない8月24日、紅海のサウジアラビア・ヤンブー沖でサウジ籍の原油タンカーがフーシ派のミサイルに撃たれ、甲板が炎上した。乗組員は全員無事だが、フーシ派は7月に「サウジ関連船舶の海上封鎖」を宣言している。ホルムズとは別の封鎖が、中東の石油輸出ルートを二重に圧迫している。西田 航Aug 26
Moneyフーシ派がサウジの「最後の出口」を撃ち始めた。紅海ではインドの船が沈んだホルムズ海峡の再開交渉が大詰めを迎えるさなか、紅海で船が沈み続けている。8月4日、フーシ派はイエメン・ホデイダ沖でインドの帆船型貨物船を撃沈し、同じ週にはサウジアラビア・ヤンブー沖のタンカーを2週間で2度攻撃した。ヤンブーはホルムズを迂回する東西パイプラインの積出港であり、6月にはサウジの海上輸出の9割超がここに集中していた。海峡が開いても紅海が閉じたままなら、原油輸送の袋小路は解消しない。フーシ派は封鎖交渉の当事者に含まれておらず、攻撃を止める合意はどこにも存在しない。原油の中東依存度が9割を超える日本にとって、紅海の安全は調達コストに直結する問いである。西田 航Aug 6
Opinionフーシ派がサウジ海上封鎖を宣言、紅海の要衝バブ・エル・マンデブにも緊張走る。ホルムズと二正面化する原油輸送リスクイエメンのフーシ派が7月20日、サウジアラビアへの海上封鎖を宣言した。標的はバブ・エル・マンデブ海峡、世界貿易の1割強が通過する要衝である。ホルムズ海峡の緊張がすでに続くなか、原油の主要輸送路がもう一本、同時に脅かされる事態になった。原油価格の反応は小幅にとどまるが、市場は「宣言」と「実行」の間で揺れている。日本はサウジ産原油に約15%を依存しており、遠い中東の出来事では済まされない。Bloomberg・Reuters・Foreign Policyなどの報道をもとに、事態の構造と日本への影響を読み解く。西田 航Jul 22