AI【2026年6月25日】テック起業家が今日押さえるべき海外ニュース7選Apple・Teslaのサプライヤーへのサイバー攻撃、AnthropicとOpenAIのIPOレース、MicrosoftのAI自前路線、ヒューマノイドロボットの量産化、Waymoの$16B調達——2026年6月25日時点の最重要海外テックニュース7本を解説する。西田 航Jun 25
Opinion中国がレアアースを武器化、米防衛10社に輸出規制。関税戦争から供給網戦争へ中国政府は6月22日、米防衛関連10社への制裁を発表し、デュアルユース品目の輸出を禁じた(Fortune・NPR、6/22)。対象にはMP Materials、USA Rare Earthなどレアアース企業やドローン製造企業が含まれ、第三国経由の転売も禁止される。米国防総省が中国テック企業を防衛調達から排除した動きへの報復で、5月のトランプ訪中での合意から1か月余りで関係は再び緊張。関税の応酬から、相手の生産能力を直接絞る供給網戦争へ。希土類を中国に依存する日本への影響と、経済安全保障政策の試金石として読み解く。
Engineeringスーパー・エルニーニョが98%確度で襲来。食料・肥料・サプライチェーンに広がる「気候の請求書」米コロンビア大IRIの最新予測で、2026年5〜7月のエルニーニョ発生確率が98%、年末まででも90%超に達した。太平洋の海面水温は平年比+1.7度、米国は観測史上最も暖かい年始で牛肉価格は過去最高水準に接近。肥料は地域により前年比30%超の値上がり、東南アジアの米・パーム油・豪州の小麦・大麦に下振れ懸念が広がる。パナマ運河は2024年に通航数を36→24隻に絞った前例があり、海運コストの上振れも視野に入る。CNBC・FT・クレームズジャーナル・J.P.モルガン・FAO・WFPの分析を横断し、小麦自給率16%・トウモロコシほぼ全量輸入の日本で、食費・物流費・肥料調達・損害保険・気候適応投資という5つの経路から家計と経営に届く「気候の請求書」を読み解く。西田 航May 29
Opinionホルムズ海峡で進む「封鎖外交」。原油の94%を中東に頼る日本が問われる耐久力世界の原油の多くが通るホルムズ海峡で、軍事と交渉を組み合わせた「封鎖外交」が進む。米軍は5月26日にイラン南部で自衛攻撃を実施し、イランは1隻100万ドル超の通行料を課し、米海軍は4月13日からイランの港を封鎖した。北海ブレントは5月26日に3%超上昇し1バレル99.58ドル。日本は原油輸入の94.2%を中東に頼り、3月16日に国家備蓄から8000万バレル(15日分)を放出した。CNBCなどの報道を横断し、供給を人質に取る駆け引きが日本のエネルギー安全保障に突きつける問いを読み解く。西田 航May 27