Opinionフーシが7人を殺し、サウジのアラムコ施設に火をつけた。中東の戦火が広がった8月9日、フーシ派のドローンがサウジのアラムコ・ジザン精製所を攻撃し火災が起きた。その後も港湾への攻撃が続き、8月12日には6人が死亡した。ホルムズが閉じた今、紅海もまた危うくなってきた。西田 航Aug 19
Opinionフーシ派がサウジアラムコを狙った。ジャザン製油所が炎上し中東の緊張が高まる8月9日、フーシ派のドローンがサウジアラムコのジャザン精製施設を直撃し火災が発生した。前日には同派によるイエメン軍基地攻撃で30人が死亡。ブレント原油は直後に2ドル超上昇した。サウジはパキスタン・トルコとNATO型の相互防衛協定を結び、中東の衝突は多国間に広がっている。西田 航Aug 10
Opinionフーシ派のミサイルがイエメン兵士の訓練場を壊滅させた。停戦4年で最悪の一日だ8月7日、イエメン東部ハドラマウトの軍訓練場にフーシ派のミサイルが着弾し、兵士30人以上が死亡した。停戦から4年が経つが戦闘は止まっていない。同日サウジアラビア南部にも着弾し、4歳の子を含む市民11人が負傷した。2022年の停戦以来、最悪の単日の被害だ。西田 航Aug 9
Moneyフーシ派がサウジの「最後の出口」を撃ち始めた。紅海ではインドの船が沈んだホルムズ海峡の再開交渉が大詰めを迎えるさなか、紅海で船が沈み続けている。8月4日、フーシ派はイエメン・ホデイダ沖でインドの帆船型貨物船を撃沈し、同じ週にはサウジアラビア・ヤンブー沖のタンカーを2週間で2度攻撃した。ヤンブーはホルムズを迂回する東西パイプラインの積出港であり、6月にはサウジの海上輸出の9割超がここに集中していた。海峡が開いても紅海が閉じたままなら、原油輸送の袋小路は解消しない。フーシ派は封鎖交渉の当事者に含まれておらず、攻撃を止める合意はどこにも存在しない。原油の中東依存度が9割を超える日本にとって、紅海の安全は調達コストに直結する問いである。西田 航Aug 6
Opinionフーシ派がサウジ海上封鎖を宣言、紅海の要衝バブ・エル・マンデブにも緊張走る。ホルムズと二正面化する原油輸送リスクイエメンのフーシ派が7月20日、サウジアラビアへの海上封鎖を宣言した。標的はバブ・エル・マンデブ海峡、世界貿易の1割強が通過する要衝である。ホルムズ海峡の緊張がすでに続くなか、原油の主要輸送路がもう一本、同時に脅かされる事態になった。原油価格の反応は小幅にとどまるが、市場は「宣言」と「実行」の間で揺れている。日本はサウジ産原油に約15%を依存しており、遠い中東の出来事では済まされない。Bloomberg・Reuters・Foreign Policyなどの報道をもとに、事態の構造と日本への影響を読み解く。西田 航Jul 22