シリアがロシアの空港と埠頭を取り戻す。地中海の軍事拠点は3ヶ月で共同運営に
シリア暫定政権とロシアが8月9日、フメイミム空軍基地とタルトゥース海軍基地の運用を見直す合意に達した。ロシアがアサド政権時代に得た49年間の無償使用権は、3ヶ月以内の共同運営への移行に置き換わる。空港の民間区画と港の商業埠頭はシリア側へ戻り、軍事区画だけが共用として残る。ロシアにとってタルトゥースは地中海で唯一の海軍拠点であり、アフリカへの補給線の結節点でもある。ロシア側は合意についてまだ公式の発表をしていない。政権を支えて得た権利が、政権の崩壊とともに縮んでいく過程を追う。