
マネーフォワードとは? 家計簿アプリから売上403億へ ─ freeeと同じ2012年に生まれたSaaSの全貌
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」で知られるマネーフォワード。売上403億・SaaS ARR300億のフィンテック企業へ。マネックス出身・辻庸介の創業から、個人→法人への多角展開、freeeとの同期対決までを徹底解剖する。
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国内SaaS・テック企業の事業構造を、創業ストーリーから売上の内訳、競合との差、次の一手まで一本ずつ分解する連載。
「サイボウズって、結局なんの会社?」
社名は知っている。ロゴも見たことがある。それでも事業の中身を説明できる人は、業界にいてもそう多くない。
企業解体新書は、その「知っているようで知らない」を埋めるための連載だ。
一社につき、同じ骨格で解体する。
まず一行の定義。その会社が誰から、何の対価としてお金を受け取っているのか。ここが曖昧なままでは、その後の数字が全部ぼやける。
次に創業ストーリー。なぜこの事業だったのか。多くの場合、創業者が個人的に困っていたことが原型になっている。
そして事業構造。売上の内訳、主力プロダクト、顧客の業種と規模。ここで初めて「儲かっている理由」が見える。
最後に沿革と業績、強みと競合、これからの課題。
海外の巨大テックは情報が多い。日本語で読める分析も揃っている。
一方、ウイングアーク1st、サイボウズ、Sansan、freee、マネーフォワードのような国内SaaSは、プロダクトを毎日使っているのに事業の全体像を知らない、という状態が起きやすい。使う側と経営の距離が遠い。
その距離を縮めることが、この連載の目的だ。
転職先を検討している人、競合分析をしている人、単純に「あの会社どうなってるの」が気になる人。どの入口から読んでも、読み終わったときには数字で語れるようになっているはずだ。
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