Opinion英気象庁の専門家が「見たことがない」と驚く、来年に向けた最強エルニーニョ。英気象庁は、2026年から27年にかけて発達するエルニーニョ現象が、観測史上最強級になるとの見通しを示した。長期予報責任者は「これほど強い信号は見たことがない」と語る。海面水温の上昇幅や、モンスーン・欧州の天候への影響を追った。TechCreate編集部Sep 9
Opinionグテレス氏が極端気象の危険地帯入りを宣言。食卓の値段は来春まで戻らない見込み国連のグテレス事務総長が、世界は極端気象の危険地帯に入ったと警告した。世界気象機関の観測では、今回のエルニーニョは1950年の統計開始以降で最強となる可能性があり、少なくとも2027年2月まで続く見込みだという。太平洋の熱は国際商品市場、輸入価格、店頭の三段階を経て家計に届く。TechCreate編集部Sep 4
Liberal Artsエルニーニョが再来。NOAAが宣言、「非常に強い」確率63%が世界の天候を揺らす米海洋大気局(NOAA)は6月11日、エルニーニョの発生を正式に宣言した。太平洋赤道域の海面水温が平年より0.5度以上高い状態が続いたためで、観測指標は+1.7度まで上昇(NOAA、NASA)。秋にかけて水温が平年より2.0度を超える「非常に強い」規模に達する確率は63%と予測される。NASAの衛星はケルビン波による海面上昇をとらえ、現象の強まりを示す。米国南西部で雨が増え、インドネシアやオーストラリアで干ばつが起きやすい。海面温度のわずかな変化が農業や物価まで揺らすなか、日本の天候・食料価格・産業・長期の備えへの示唆を読み解く。西田 航Jun 29
Engineeringスーパー・エルニーニョが98%確度で襲来。食料・肥料・サプライチェーンに広がる「気候の請求書」米コロンビア大IRIの最新予測で、2026年5〜7月のエルニーニョ発生確率が98%、年末まででも90%超に達した。太平洋の海面水温は平年比+1.7度、米国は観測史上最も暖かい年始で牛肉価格は過去最高水準に接近。肥料は地域により前年比30%超の値上がり、東南アジアの米・パーム油・豪州の小麦・大麦に下振れ懸念が広がる。パナマ運河は2024年に通航数を36→24隻に絞った前例があり、海運コストの上振れも視野に入る。CNBC・FT・クレームズジャーナル・J.P.モルガン・FAO・WFPの分析を横断し、小麦自給率16%・トウモロコシほぼ全量輸入の日本で、食費・物流費・肥料調達・損害保険・気候適応投資という5つの経路から家計と経営に届く「気候の請求書」を読み解く。西田 航May 29