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スーパー・エルニーニョが98%確度で襲来。食料・肥料・サプライチェーンに広がる「気候の請求書」
米コロンビア大IRIの最新予測で、2026年5〜7月のエルニーニョ発生確率が98%、年末まででも90%超に達した。太平洋の海面水温は平年比+1.7度、米国は観測史上最も暖かい年始で牛肉価格は過去最高水準に接近。肥料は地域により前年比30%超の値上がり、東南アジアの米・パーム油・豪州の小麦・大麦に下振れ懸念が広がる。パナマ運河は2024年に通航数を36→24隻に絞った前例があり、海運コストの上振れも視野に入る。CNBC・FT・クレームズジャーナル・J.P.モルガン・FAO・WFPの分析を横断し、小麦自給率16%・トウモロコシほぼ全量輸入の日本で、食費・物流費・肥料調達・損害保険・気候適応投資という5つの経路から家計と経営に届く「気候の請求書」を読み解く。
西田 航