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利上げか据え置きか、7月FOMCを揺らす綱引き。ウォラー理事のタカ派発言と冷えた6月CPIのはざまで
米連邦準備制度理事会(FRB)が7月28〜29日に開くFOMCを前に、金融市場が読みにくい空気に包まれている。タカ派で知られるウォラー理事は「次のインフレ指標が高ければ利上げを検討する」と踏み込んだ。ところが直後の6月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る弱さだった。利上げ再開か、据え置き継続か。相反する材料が同じテーブルに並び、投資家は先を測りかねている。過去1年、市場が織り込んできた「次の利下げがいつ来るか」という前提が、いま静かに揺らいでいる。日本の企業や家計にとっても、米国のこの一手は円相場や物価を通じて届く。主要メディアの報道をもとに、綱引きの構造と日本への影響を読み解く。
西田 航
