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石油ショックが利下げを封じた。イラン戦争とFRB「高止まり」が招く世界の停滞
2026年2月末に始まったイラン戦争でホルムズ海峡の通航がほぼ止まり、原油価格は紛争前の1バレル70ドル前後から一時120ドル近くまで急騰、5月20日時点で107ドル前後。物価高が再燃し、FRBは利下げを見送り「高止まり」の構え。FOMCは据え置き8対利下げ4で割れ、年内据え置き確率は74.5%、米10年国債利回りは4.4%へ。IEAは「史上最大の供給途絶」と表現。CNBC、IMF、PIIE、世界経済フォーラムの分析を横断し、スタグフレーション懸念と、原油を中東に頼る日本経済への含意を読み解く。
西田 航