「137機落とした。10機はまだ空にいた」
ウクライナ空軍が午前9時時点で公開した集計によれば、137機を迎撃。 残り16か所に着弾し、さらに4か所でドローンの破片が落下して被害が出た。
ミサイルも同時に飛んだ。 北朝鮮製のKN-23弾道ミサイルが7発。ロシアはイスカンダー-Mと呼んでいる型だ。 これら7発はすべてウクライナの防空システムが撃墜した。
キーウ独立紙によれば、ウクライナ全土でこの24時間に少なくとも10人が死亡、43人が負傷した。 哨戒中の兵士と民間人が混在している。
ゼレンスキー、「KN-23は平時の武器ではない」
ゼレンスキー大統領はこの日、声明でこう述べた。
「北朝鮮が製造したミサイルがウクライナに落ちている。キム・ジョンウンの工場が平和的な目的のために動いているとは誰も信じない」
北朝鮮とロシアの軍事協力をめぐっては、米韓情報機関が6月以降、北朝鮮兵士の前線投入を繰り返し報告してきた。 KN-23の実戦使用もその延長線にある。
ウクライナ側も反撃に出た。 ドローンがモスクワ近郊のヤロスラブリにあるロシア最大規模の石油精製施設の1つを直撃し、火災が発生した。 精製能力の一部が停止したとロシア国営メディアが認めた。
「ジェット型」が増える理由
今回の攻撃でとくに注目されたのは、ジェット推進型のドローンの比率が高まっていることだ。
プロペラ型の旧来型シャーヘッドに比べ、速度は1.5倍から2倍ある。 地上の防空システムがロックオンするまでの時間が短く、一部の旧型迎撃システムでは間に合わないケースが報告されている。
キーウ独立紙はこの傾向を「ドローン版の軍拡競争」と表現した。 ウクライナ側も新型の迎撃体系を調達しているが、調達速度がロシアの投入量に追いつかない局面が増えている。
まとめ
- ロシアは164機のドローンに加え、北朝鮮製弾道ミサイルを組み合わせた複合攻撃を実施した。迎撃率は83%だが10人が死亡した
- ジェット推進型ドローンの比率増加は、ウクライナの防空システムに新しい課題を突きつけている
- 北朝鮮製ミサイルの実戦投入は、ロシア・北朝鮮の軍事統合が実用段階に入ったことを示す。日本を含む同盟国の懸念は現実のものになっている



