追加は9拠点。駅の近くでも使える時間は違う
NewWorkの発表に載る9拠点は、いずれも同サービス経由で予約する提携拠点だ。「新しい建物が9棟開業した」という発表ではない。出張や顧客訪問の前後に利用するなら、移動先と使いたい時間を組み合わせて選ぶとよい。[1]
| 拠点・サービス | 利用可能な曜日・時間 |
|---|---|
| 神谷町2/ZXY | 平日8:00〜21:00 |
| 桜木町・横浜銀行本店ビル1階/CocoDesk | 全日9:00〜17:00 |
| 金沢パークビル1階共用部/TELECUBE | 全日8:00〜21:00 |
| 富山ステーションフロントCiC 1階共用部/TELECUBE | 全日8:00〜21:00 |
| 新栄町・第一富士ビル1階エントランス/CocoDesk | 全日8:00〜20:45 |
| 伏見第一ビル1階エントランス/CocoDesk | 平日8:30〜18:30 |
| 三宮2/ZXY | 平日8:00〜21:00 |
| エキマルシェ大阪1階/TELECUBE | 全日8:00〜21:00 |
| 堺筋本町・クラボウアネックスビル1階/CocoDesk | 平日・土曜8:00〜19:30 |
表は11月2日の発表に基づく。たとえば桜木町の拠点は17時まで、神谷町2は平日のみだ。同じネットワークでも、夕方の会議や休日の出張に使える範囲は異なる。発表には飯田橋駅東口ビルのTELECUBEと、梅田のZXYが10月に営業を終えたことも記載されている。追加数だけで、利用先が純増9拠点と捉えないようにしたい。[1]
誰が使える?勤務先の契約と社員の登録が前提
NewWorkは、東急が法人向けに運営するサービスだ。入会案内の基準は登記のある法人で従業員100名以上、最低20ライセンス以上。資格審査もあり、個人や個人事業主からの契約、一時利用は受け付けていない。[2]
社員が利用を始める際も、まず所属企業でライセンス登録を済ませ、その後に利用者用の「マイページ」へ登録する流れになる。勤務先が契約しているか、自分が利用対象かを総務などの担当者に確かめるのが出発点だ。[3]
すでに利用対象の社員なら、普段使うオフィスだけでなく、出張の予定に沿って提携拠点を探せる。金沢パークビルの掲載ページでは、金沢駅の金沢港口(西口)から徒歩約3分、1名用ブース2台、Wi-Fiと電源ありと案内している。駅名だけで判断せず、出口とビル内の設置場所まで見ておくと、予約開始時刻に合わせて移動しやすい。[4]
提携ブースの料金は「1時間770円」と分けて読む
NewWorkの料金を見るときは、通常の席と提携個室ブースを区別したい。入会案内には完全従量制プランの料金として1時間770円が載っているが、提携個室ブースには、この従量料金は発生しない。サービス・設備ごとの予約料金を確認する必要がある。以下の金額は税別だ。[2]
- TELECUBEの1名用は15分200円・250円・300円で、拠点ごとの単価を確認する。
- CocoDeskの1名用は15分400円。1時間を予約すれば1,600円となる。
- ZXYは席の種類で異なり、1名用・2名用の個室は15分420円。オープン席やブース席とは料金も使い方も違う。
たとえばCocoDeskの1時間分に、通常の席の従量料金770円を重ねて計算する必要はない。一方、定額制を契約しているからといって、提携個室ブースの予約料まで無料と見込むのも避けたい。勤務先の利用ルールと、実際に予約する設備の単価を照合する。[2]
会議に使う場合は、安い席を選ぶだけでは足りない。NewWorkのFAQでは、ZXYのオープン席・ブース席での通話やWeb会議は禁止され、個室の予約を案内している。作業用の席と、声を出せる場所は同じではない。会議の有無を決めてから設備を選びたい。[5]
予約方法とキャンセル期限はサービスで異なる
NewWorkの提携個室ブースは事前予約制だ。マイページでは、TELECUBE・CocoDeskは「提携ブース予約」、ZXYは「ZXY予約」から探す。場所と日付を選び、空いている時間を指定する。1回の予約は15〜120分の選択肢があり、それより長く連続利用する場合は追加で予約する。[3]
入室方法もそろっていない。TELECUBE・CocoDeskでは、マイページの予約詳細にある「解錠」ボタンを使う。ZXYでは「入退室」画面のZXY用QRコードを認証機にかざす。入室できるタイミングも、前者は予約時間内、後者は予約開始の5分前からだ。スマートフォンで予約画面を開ける状態にして向かいたい。[3]
予定が動く出張では、キャンセルの締め切りにも違いがある。
- TELECUBE・CocoDesk:予約開始の1時間前まで。
- ZXY:予約開始の1分前まで。ただし、入室後の個室はキャンセルできない。
期限を過ぎると、使わなかった場合も予約した分の料金がかかる。予約内容をそのまま変更することはできず、必要な予約を取り直し、不要な予約を取り消す扱いだ。列車や商談の予定が変わったら、移動経路とともに予約の残り時間も確かめたい。[5]
外出先の会議を入れる前に、3つを確認する
今回の追加で具体的に変わるのは、NewWorkを導入済みの企業と利用対象の社員が選べる拠点だ。働く場所を増やす施策として読むことはできるが、企業の在宅勤務制度が広がったことや、利用した社員の生産性が上がったことまで示す発表ではない。
利用する社員は次の順で予定に組み込むと判断しやすい。
- 勤務先の契約、利用対象者、経費や社外で扱える情報のルールを確認する。
- 当日の店舗ページで、営業日・時間、設置場所、会議に使える設備を選ぶ。
- 予約画面で単価と空き枠を確かめ、入室方法とキャンセル期限を控える。
個人で仕事場付きの滞在先を探しているなら、契約の入口が異なる。Anyplaceの南池袋での実証のように、滞在期間や部屋の条件から検討するサービスもある。短時間の法人向け拠点と、住まいを含むサービスを分けると、自分に必要な選択肢を絞りやすい。
NewWorkの利用対象であれば、まず公式の店舗案内と勤務先の担当者から確認を始められる。記事に挙げた時間・料金・手続きは2026年11月6日時点の公開情報に基づくため、実際の利用日は店舗ページと予約画面を確認してほしい。
まとめ
- 11月の追加は9拠点。使える曜日と時間に差があるため、行き先と会議の予定を組み合わせて選ぶ必要がある。
- 利用の入口は勤務先の法人契約とライセンス登録。近くに施設があっても、個人で飛び込み利用できるサービスではない。
- 提携ブースは通常の席と料金が異なり、キャンセル期限もサービス別。単価だけでなく、予定変更時の負担まで比べると選びやすい。
出典・参考
- NewWork「拠点追加のお知らせ[TELECUBE / CocoDesk / ZXY]」(2026年11月2日)
- NewWork「ご入会案内・料金」(2026年11月6日確認)
- NewWork「ご利用ガイド」(2026年11月6日確認)
- NewWork「金沢パークビル1階共用部/TELECUBE」(2026年11月6日確認)
- NewWork「よくあるご質問」(2026年11月6日確認)







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