「永久無料」はWINGパックの契約中に限られる
WINGパックは、ConoHa WINGのサーバーと独自ドメインを組み合わせた長期契約プランだ。対象の独自ドメインを最大2つまで無料で取得・更新できる。ただし、公式ページが「永久無料」と説明する条件はWINGパックを継続していること。通常料金プランのサーバー契約だけで同じ無料特典が続くわけではない。[1][2]
たとえば、ブログ用に取得したドメインを1年後も使うつもりなら、サーバー料金だけでなく、WINGパックを続ける場合とドメインを有料で維持する場合の両方を考えたい。ドメインは記事URLやメールアドレスにも使われるため、サーバーの試用期間が終わった後の扱いまで契約前に確認しておくと判断しやすい。
2つ目の無料ドメインは選べる種類が限られる
公式ページの対象一覧には、1つ目の無料ドメインとして.comや.netなどが載っている。一方、2つ目に取得できるのは.online、.space、.website、.tech、.site、.fun、.tokyo、.shopに限られる。 「2つとも好きな種類を選べる」と考えて申し込むと、希望する組み合わせが作れない場合がある。[1]
仕事用の.comと別の.comを無料で2つ持ちたい人は、この条件に注意が必要だ。反対に、主サイトは.com、試験用サイトは.techなど、候補が対象に入っていれば特典を使える。無料対象に設定したドメインは、設定完了後に別のドメインへ変更できないと公式FAQにある。名前の誤字や将来の用途も確かめてから確定したい。[1][2]

月額表示だけでなく、契約時の一括支払額を見る
WINGパックの契約期間は3、6、12、24、36か月から選ぶ。料金は契約期間分を申し込み時に一括で支払う。公式ページの「月額」は、毎月その額だけを分割で請求するという意味ではない。契約期間の途中解約も受け付けないと案内されている。短期間でサイトを閉じる可能性があるなら、月額換算の安さだけで長い契約を選ばない方がよい。[1][2]
比較の基準として、GMOインターネットが2026年7月の料金改定で示したベーシックプランの改定後料金は、3か月3,993円、12か月13,068円、36か月34,848円(税込)だった。月額に直すと順に1,331円、1,089円、968円だが、契約時に支払う金額はそれぞれ異なる。現在の割引価格や更新時の料金は変わるため、申し込み画面で期間と支払総額を見直したい。[3][1]
| ベーシックの期間 | 2026年7月改定後料金(税込) | 月額換算 | 契約時に見る点 |
|---|---|---|---|
| 3か月 | 3,993円 | 1,331円 | 試す期間を短くできるが、月額換算は高め |
| 12か月 | 13,068円 | 1,089円 | 1年使う前提の支払総額を確認 |
| 36か月 | 34,848円 | 968円 | 初回支払額と長期利用の見込みを確認 |
この表は料金改定の公表値を比べるためのもので、2026年10月10日時点のキャンペーン適用額ではない。値引き表示を見るときも、適用期間・初回の支払総額・更新時の料金を分けて確認したい。[3][1]
自動更新は満了日の30日前、ドメインの更新設定とも連動する
WINGパックの自動更新は、初期設定で「ON」。ONのままなら、契約満了日の30日前に次の契約が更新・決済される。公式サポートは45日前に通知メールを送るとしている。更新を希望しない場合は、更新日の前までに設定をOFFにする必要がある。満了日当日に判断すればよい仕組みではない。[2][4]
ここで無料ドメインの扱いも変わる。公式FAQによると、WINGパックの自動更新をOFFにすると、紐付く無料独自ドメインの自動更新もOFFになる。サイトを別サーバーへ移す場合でも、ドメインを残したいなら有料で手動更新する手順を確認しなければならない。ドメインの期限を見落とすと、サイトのURLやメールアドレスを維持できなくなるおそれがある。[2][4]
解約・通常料金への変更後、ドメインを残す方法
WINGパックを解約すると、無料独自ドメインを維持するには有料の手動更新が必要になる。料金タイプをWINGパックから通常料金へ変えた場合も、次回更新からドメイン更新費用が発生する。「無料特典が終わる」ことと「ドメインを失う」ことは同じではないが、維持のための手続きと費用は自分で確認する必要がある。[2]
他社へ移管したい場合も時期が重要だ。公式FAQは、無料独自ドメインはWINGパック契約中に他社へ移管できず、パックの解約後に移管可能になると説明する。移管に必要な作業や期限は対象ドメインで異なるため、解約の直前になってから調べるのではなく、移行先と更新時期を先に確認したい。[2]
申し込む前の判断は3つ
次の3つを埋めれば、「永久無料」という言葉だけで契約を決めずに済む。
- 欲しいドメインの種類。 2つ目を使うなら、対象の8種類に入るかを確かめる。設定後の変更はできない。[1][2]
- 初回に払える総額と使う期間。 WINGパックは期間分の一括前払いで、途中解約はできない。期間別の表示額を申し込み画面で比較する。[1]
- やめるときもドメインを使うか。 維持するなら有料更新か移管を考え、満了日の30日前より早く更新設定と期限を確認する。[2][4]
条件が自分の運用に合うなら、公式サイトで最新のプランと支払総額を確認できる。
ConoHa WINGPRまとめ
- ドメインの「永久無料」はWINGパック契約中の特典。 解約後も同じ名前を使うなら、有料更新や移管まで考えて契約する。
- 2つ目のドメインは種類に制限がある。 欲しい名前と末尾を先に決め、無料対象かを確かめる。
- 判断の基準は月額換算より支払総額と更新日。 一括前払い・途中解約不可・満了30日前の自動更新を把握しておく。
出典・参考
- GMOインターネット株式会社「WINGパック」(2026年10月10日確認)
- ConoHa WINGサポート「WINGパックについて」(2026年10月10日確認)
- GMOインターネット株式会社「サービス料金改定のご案内」(2026年6月18日公開、2026年10月10日確認)
- ConoHa WINGサポート「WINGパックの更新について」(2026年10月10日確認)






