エンジニアのバーンアウト(燃え尽き症候群)を防ぐ技術
バーンアウト(燃え尽き症候群)は、2019年にWHOが「職業上の現象」として正式に定義した。単なる疲れではなく、「慢性的な職場のストレスが適切に管理されなかった結果」として生じる症候群だ。
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腰痛、腱鞘炎、眼精疲労、睡眠、バーンアウト、カフェイン。長時間ディスプレイに向かう職業に固有の不調と対処をまとめた特集。
エンジニアの不調は、だいたい同じところに出る。
腰、手首、目、そして睡眠。長時間座って同じ姿勢でキーを打ち続ける仕事の構造上、避けにくい部位が決まっている。
姿勢を意識で直そうとしても続かない。椅子の高さ、モニタの位置、キーボードの角度を先に変えたほうが、結果的に持続する。
20-20-20ルール(20分ごとに20フィート先を20秒見る)のような、意識せず回せる仕組みも同じ発想だ。習慣にコストがかからない形にしておく。
締切前に削るのはたいてい睡眠で、それを埋めるのがカフェインになる。
ただしカフェインの半減期は5〜6時間ある。夕方の一杯が深夜の入眠を妨げ、翌日の眠気をまた一杯で埋める。この循環に入ると、パフォーマンスは緩やかに落ち続ける。
燃え尽きは「弱さ」ではなく、裁量の少なさと報われなさが一定期間続いたときに起きる構造的な反応として理解したほうが対処しやすい。
兆候は成果より先に、興味の減退として出る。以前おもしろかったものが、おもしろくなくなる。
技術力は積み上がるが、体は放っておくと減る。
キャリアの話をする前に、その前提となる身体の話をする特集としてここを置いている。
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