ゼレンスキーが提案する首脳会談。EU加盟交渉の開始と停戦をめぐる駆け引きを読む
ゼレンスキー大統領は公開書簡でプーチン大統領に首脳会談を提案し、交渉中の完全停戦と捕虜の全員交換を表明した。書簡はウクライナがサンクトペテルブルクを大規模攻撃した翌日に出された。プーチン大統領は会談を拒否しドネツク州全域の割譲を要求。一方EU27か国は6月4日、ウクライナとモルドバの加盟交渉開始で合意した。アルジャジーラ、PBS、ロイター等の報道から、日本のG7結束・エネルギー・復興への含意を整理する。
当サイトでは、サービス改善のためにCookieを使用しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
NVIDIA、TSMC、輸出規制、米中対立。AIの性能競争が半導体サプライチェーンと国家間の交渉に直結するようになった構図を追う。
AIの話をしているつもりが、いつのまにか外交の話になっている。
ここ数年、その現象が常態化した。モデルの性能を決めるのが計算資源であり、計算資源を決めるのがGPUであり、GPUの供給を決めるのが数カ国の産業政策と輸出規制だからだ。
チップ層。NVIDIAが設計を握り、TSMCが製造を握り、ASMLが露光装置を握る。それぞれ代替が効きにくい。一社が止まると全体が止まる構造になっている。
規制層。米国の対中輸出規制、EUのChips Act、日本の補助金。技術ではなく法律で流れが変わる領域だ。
需要層。データセンターの建設ラッシュ、それに伴う電力の奪い合い。半導体の次のボトルネックは電力だという見方が現実味を帯びてきた。
自社がAIを使う側であっても、この構造の影響は受ける。
推論コストは供給と規制で動く。特定リージョンのGPUが逼迫すれば、プロダクトの原価がそのまま上がる。中国発モデルが計算資源不足で新規登録を止めた事例のように、供給制約はユーザー体験まで届く。
「どのモデルを使うか」の判断に、「そのモデルはどこの計算資源で動いているか」という問いが加わった。
そういう時代の見取り図を、この特集で更新していく。
週刊テックニュースレター
メールアドレスだけで登録完了。いつでも解除できます。
会員登録すると、いいね・ブックマーク・コメント機能もご利用いただけます