Opinion
プーチンが北朝鮮外相と握手、ウクライナ支援に謝意。金正恩の再訪ロ観測が映すロシア・北朝鮮同盟の深化と東アジアへの波紋
クレムリンの一室で、プーチン大統領が北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と握手を交わした。7月19日、記念日も多国間会議もない時期の突然の訪ロである。プーチンはウクライナ戦争への支援に「謝意」を述べ、崔外相は金正恩総書記がロシアとの関係の全面的な発展に取り組むと応じた。理由の説明がないこの会談は、金正恩の再訪ロを地ならしするものではないかとの観測を呼ぶ。2024年に相互防衛を約束した両国は、いま同盟と呼ぶべき段階へ踏み込んでいる。ウクライナの戦場と東アジアの安全保障が一本の線でつながり始めた。NPRなどの報道をもとに、接近の構図と日本への影響を読み解く。
西田 航
