Opinionキーウ郊外で3歳の孫と祖父母が死んだ。ロシアの弾道ミサイルは全弾着弾した8月8日深夜、キーウ北東のブロワリ地区にロシアの弾道ミサイル6発が着弾した。3歳の女の子と祖父母の3人が死亡。全弾が迎撃されなかった。ゼレンスキーは「防空の弾が尽きかけている」と訴えた。7月はウクライナで2022年4月以来最悪の犠牲者数を記録した月だ。西田 航Aug 9
Opinionプーチンの弾道ミサイルをキーウは一発も落とせなかった。防空の弾が尽きかけている8月5日未明、ロシアはキーウをミサイル28発とドローン115機で攻撃した。ウクライナ軍はドローン98機を落とした一方、弾道ミサイル24発は一発も迎撃できず、駅で列車を待っていた乗客ら17人が死亡した。ゼレンスキー大統領は「迎撃弾があれば救えた」と述べ、2026年の防空ミサイル供給が前年の3分の1に落ちたことを明かした。背景には、対イラン軍事作戦で2,300発超から約800発まで減ったとされる米PAC-3在庫がある。三菱重工がPAC-3をライセンス生産し完成弾の対米輸出も始めた日本にとって、キーウの弾切れは対岸の話ではない。西田 航Aug 7
Opinion欧州10カ国が弾道ミサイル迎撃の共同開発で連合結成、ウクライナ製フレイヤを軸に米国依存からの脱却を狙うロシアの弾道ミサイルが連日ウクライナの都市を襲うなか、欧州は「自前の盾」を持つ決断を下した。7月13日、パリに集まった10カ国が、共通の迎撃システムを開発する枠組み「統合弾道ミサイル防衛連合」の設立を宣言した。ウクライナが創設メンバーに名を連ね、同国製の迎撃弾「フレイヤ」を中核に据える。米国製パトリオットへの依存から抜け出し、12カ月で量産と低コスト化を実現できるか。Al Jazeera、Kyiv Independent、AP通信などの報道をもとに、防空の「コストの非対称」という課題と、日本の防衛産業・防衛予算への示唆を読み解く。西田 航Jul 15