佐々木大輔とは?プロフィールを3分で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 佐々木大輔(ささき・だいすけ) |
| 生年 | 1980年 |
| 出身 | 東京都 |
| 学歴 | 開成高校、一橋大学商学部卒 |
| 留学 | ストックホルム経済大学 |
| 主な経歴 | 博報堂、CLSAキャピタルパートナーズ、ALBERT、Google |
| 創業 | 2012年7月にfreeeを設立 |
| 現在 | freee株式会社 代表取締役CEO |
佐々木氏の強みは、マーケティングと金融だけでなく、自らコードを書いて製品を作った経験を持つことです。本人の公式ブログによると、freeeの正式リリース前にはRuby on Railsで開発にも関わっていました。
経営者が顧客課題、資金、販売、技術を一つの線で捉えられることが、freeeの製品思想に反映されています。
学歴は開成高校から一橋大学商学部
佐々木氏は東京の下町で育ち、開成高校を卒業しました。大学は一橋大学商学部で、データサイエンスを専攻。派遣留学生としてスウェーデンのストックホルム経済大学にも在籍しました。
| 学び | 後の事業との接点 |
|---|---|
| 商学 | 会計・経営を扱うサービスの基礎 |
| データサイエンス | 数字を用いた意思決定と製品開発 |
| 海外留学 | 異なる市場や働き方への視野 |
| 学生時代の実務 | リサーチ集計システムの開発 |
大学在学中にはインタースコープで、リサーチ集計システムや新しいマーケティングリサーチ手法の開発に携わりました。事業と技術を行き来する仕事の原型は、学生時代から見られます。
博報堂、投資、CFO、Googleで得た4つの視点
大学卒業後のキャリアは、freee創業の準備期間として読むことができます。
| 時期 | 所属・役割 | 得た視点 |
|---|---|---|
| 2004〜2006年 | 博報堂 | 顧客理解とマーケティング戦略 |
| 2006〜2007年 | CLSAキャピタルパートナーズ | 投資判断と企業価値 |
| 2007〜2008年 | ALBERT 執行役員・CFO | スタートアップ財務と製品開発 |
| 2008〜2012年 | APACの中小企業マーケティング | |
| 2012年〜 | freee創業 | 経験を一つの製品へ統合 |
特に重要なのがALBERTでのCFO経験です。経理と資金調達を担いながら、レコメンドエンジンの開発にも関わりました。バックオフィスの煩雑さを利用者として体験したことが、クラウド会計を作る問題意識につながりました。
Googleでは日本とアジア太平洋地域の中小企業向けマーケティングを担当しました。家業が美容院だった経験も含め、小規模事業者が本業以外の事務に時間を奪われる課題を複数の角度から見ています。
freee創業、最初は自らコードを書いた
佐々木氏は2012年7月にfreeeを設立し、2013年3月にクラウド会計ソフトを正式リリースしました。
当時の会計ソフトは、専門用語を理解して仕訳を入力する設計が一般的でした。freeeは銀行口座やカードの明細を取り込み、日々の取引から会計処理を進めやすくする方向を選びました。
- 会計知識が少ない経営者でも使いやすくする
- 入力作業を減らし、本業へ時間を戻す
- クラウドで税理士や従業員と情報を共有する
- 単独機能ではなく経営全体のデータをつなぐ
公式の振り返りでは、リリース前の外部評価は高くなかったとされています。それでも顧客課題へ集中し、製品を公開して改善する道を選びました。
freeeを統合型経営プラットフォームへ広げた
freeeは会計ソフトの会社から、スモールビジネスの業務を横断する会社へ変化しました。
| 領域 | 主な役割 |
|---|---|
| 会計 | 記帳、決算、確定申告 |
| 人事労務 | 給与、勤怠、入退社手続き |
| 販売・支出 | 請求、経費、カード、支払い |
| 会社設立 | 開業・法人設立の手続き支援 |
| 金融・決済 | 資金繰りや入出金との接続 |
| AI | 製品開発と社内業務のAIネイティブ化 |
佐々木氏は、別々の業務ソフトを並べるだけでなく、データがつながる「統合flow」を掲げています。入力の重複や部門間の分断を減らし、経営者が状況を把握できる状態を目指す考えです。
2026年7月にはCAIO直下にAIBP組織を新設し、製品、営業、マーケティング、バックオフィスを含む全社のAI活用を進める方針を発表しました。
freeeの会社規模を数字で見る
2025年6月期の決算と会社概要から、現在の規模を確認します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 設立 | 2012年7月 |
| 連結従業員数 | 1,901人 |
| 2025年6月期売上高 | 332億7,000万円 |
| 同期営業利益 | 6億1,000万円 |
| 同期純利益 | 13億7,000万円 |
| 同期総資産 | 525億9,500万円 |
2025年6月期は売上高が前年同期比30.8%増え、営業利益と純利益が黒字になりました。成長投資を続けてきたSaaS企業が、規模拡大と収益性の両立へ進む局面として注目されます。
佐々木大輔の戦略は「小さな会社を強くする」
freeeのミッションは「スモールビジネスを、世界の主役に。」です。佐々木氏は、小さな会社は意思決定が速く、テクノロジーを使えば大企業以上の生産性を実現できる可能性があると語ってきました。
戦略を分解すると、次の3段階になります。
- 専門家向けだった会計業務を経営者へ開く
- 会計の周辺業務を同じデータ基盤でつなぐ
- AIで入力や判断補助を自動化し、創造的な仕事へ時間を戻す
顧客単価を上げるためだけの製品追加ではなく、経営の流れを連続させる設計を重視している点が特徴です。
佐々木大輔の資産はいくら?株式価値は約254億円
2025年のコーポレートガバナンス報告書では、佐々木氏の保有株式は10,979,058株、持株比率は18.56%でした。2026年7月14日のfreee終値2,315円を使うと、株式価値の目安は次の通りです。
| 計算項目 | 数値 |
|---|---|
| 保有株式 | 10,979,058株 |
| 参照株価 | 2,315円 |
| 株式価値の単純計算 | 約254.2億円 |
これは特定日時の市場価格による評価額です。全株を同じ価格で売却できるとは限らず、税金、借入、他の資産も含みません。したがって「総資産254億円」とは断定できません。
また、役員報酬と株式価値は別物です。創業者の経済的な持分を考えるときは、給与だけでなく保有株式、売却制限、市場流動性を分けて確認する必要があります。
現在はCEOとしてAIと統合経営を推進
2026年8月時点で、佐々木氏はfreeeの代表取締役CEOです。会社は会計、人事労務、販売管理などを一体化する戦略を進める一方、全社をAIネイティブに変える取り組みを強めています。
- 統合型経営プラットフォームの拡張
- 顧客基盤の拡大
- 既存製品間のデータ連携
- M&Aによる周辺領域の強化
- AIによる社内外の生産性向上
2025年には収納代行・即日払いサービスを持つGMOクリエイターズネットワークの全株式取得も発表しました。会計データを見るだけでなく、資金の受け取りと支払いへサービス範囲を広げる動きです。
佐々木大輔の発言から見る経営思想
佐々木氏の発信では「マジ価値」という言葉が繰り返されます。組織内の都合ではなく、利用者が本当に価値を感じるかを判断軸にする考えです。
| 経営思想 | 事業への反映 |
|---|---|
| 顧客の本業へ時間を戻す | 事務作業の自動化 |
| 小さな会社を主役にする | スモールビジネスへ集中 |
| データを分断しない | 統合flow |
| まず作って改善する | 創業時に自ら開発 |
| 技術を手段として使う | AIネイティブ化 |
経歴の多さよりも、それぞれの経験が一つの顧客像に結びついている点が、佐々木氏を理解する手がかりです。
よくある質問
佐々木大輔の年齢は?
1980年生まれです。誕生日の月日は公式資料で確認できないため、2026年8月時点では45歳または46歳です。
佐々木大輔の学歴は?
開成高校を経て一橋大学商学部を卒業しました。大学在学中にはストックホルム経済大学へ留学しています。
freeeはいつ創業した?
2012年7月です。クラウド会計ソフトは2013年3月に正式リリースされました。
佐々木大輔の資産は254億円?
254億円は、2025年に開示された保有株式数と2026年7月14日の終値から計算した株式価値の目安です。現預金や税金、借入などを含む総資産ではありません。
佐々木大輔は現在何をしている?
freee株式会社の代表取締役CEOとして、統合型経営プラットフォームと全社AI活用を推進しています。
更新方針
本記事は2026年8月7日時点の公開情報に基づきます。役職、保有株式、決算、株価は変動するため、freeeの有価証券報告書、決算資料、コーポレートガバナンス報告書に重要な更新があった場合に見直します。資産額は断定せず、計算日と根拠を併記します。



