米東部の電力需要が20年ぶり過去最高へ、政府はAIデータセンター切り離し命令。熱波が試す「AIと電力」の限界線
記録的熱波の中、米国最大の地域送電機関PJMは需要が16万6,147メガワットと2006年以来の過去最高に達する見通しを示した。エネルギー省は緊急命令で、50メガワット以上のデータセンターを系統から切り離し自家発電へ移す権限をPJMに与えた。ニューヨークの体感温度は約43度、西部では4,400万人が第二の熱波圏に入り、欧州では先月の熱波による超過死亡が推計2万人にのぼる。気候変動が押し上げる冷房需要とAIが積み増す電力需要の衝突を、Bloomberg・ABC News・Axios・Al Jazeeraなどの報道をもとに読み解き、データセンター誘致を進める日本への示唆を整理する。
