FRBがウォーシュ新議長の初会合で金利据え置き。利上げ観測の復活が映す「イラン戦争インフレ」
FRBは6月17日、ケビン・ウォーシュ新議長の初会合で政策金利を3.50〜3.75%に全会一致で据え置いた。だが市場が驚いたのはドットプロットだ。18人中9人が2026年内の利上げを予想し、年末金利の中央値は3月の3.4%から3.8%へ切り上がった(CNBC、6/17)。PCE物価見通しは2.7%から3.6%へ上方修正。背景にはイラン戦争が押し上げた原油高(WTIは年初57ドル→4月113ドル→足元76ドル)がある。ウォーシュ議長はフォワードガイダンスを削り、5つの作業部会を設置した。為替・日銀・企業調達への波及を読み解く。
