
ホルムズ海峡が再開へ。米イラン暫定合意が世界の原油と物価を動かす
米国とイランは6月15日、4カ月近く続いた戦争を終わらせる初期合意を発表した。14項目の覚書には60日間の停戦と、世界の石油の約2割が通るホルムズ海峡の再開が盛り込まれた(NPR 6/15、NBC)。スイスでの協議では最終合意への道筋でも一致(アルジャジーラ 6/22)。供給が戻る見通しから原油は3月以来の安値まで下げたが、ブレントは1バレル80ドル前後と年初より約20ドル高い水準が残る(IEA)。世界銀行は2026年のエネルギー価格を前年比24%高と予測。エネルギーを輸入に頼る日本の家計・物価・円安・供給網見直しへの影響を整理する。
