英国の新首相にバーナム氏、10年で7人目の首相交代へ。「史上最大の地方分権」を掲げる新政権は英政治の構造疲労を断てるか
7月17日、英労働党はアンディ・バーナム氏を新党首に選出した。403人の下院議員のうち379人の指名を集める圧勝で、月曜の7月20日にも国王の任命を経て首相に就任する。スターマー前首相が5月の地方選惨敗を受けて辞任してから約1カ月、英国は10年で7人目の首相を迎える。グレーター・マンチェスター市長として「北部の声」を体現してきたバーナム氏は、「英国史上最大の権限と財源の地方移譲」を掲げる。台頭するリフォームUKへの対抗、疲弊した公共サービスの再建、そして頻発する首相交代という構造問題。CNN・AP通信・Bloombergなどの報道をもとに、新政権の課題と日本への示唆を読み解く。