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欧州の熱波がEU累積GDPを最大7%押し下げる試算、インドも1兆3000億ドル規模が高温リスクに直面
「異常気象」という言葉では片づけられない金額が並び始めている。保険大手アリアンツ・トレードの試算では、気候関連の損失により2026〜2030年のEU累積GDPが最大7%押し下げられる可能性があり、フランスだけで2,400億ドル規模の損失が見込まれる。同じ時期、インドでも4月の熱波により1億4,653万人・1兆3,436億ドル相当の経済活動が高温リスクにさらされた。先進国は資本を、新興国は労働力を、それぞれ異なる形で熱波に奪われつつある現実が、気候変動対応を環境政策からマクロ経済政策の中心課題へと押し上げている。
西田 航
