AI
マイクロソフトは16%高、メタは9%安。AI設備投資の「請求書」が決算に現れ、市場は払える企業の選別を始めた
同じ週に同じ「AI投資を増やす」と発表した2社の株価が、正反対に動いた。マイクロソフトは決算翌日に16.4%高で時価総額を5,500億ドル超積み増し、メタ・プラットフォームズは約9%安で引けた。違いは投資額ではなく、回収できる売上がすでに立っているかどうかだった。Azureの年間売上高が1,000億ドルを超えたマイクロソフトに対し、メタは営業利益率が43%から31%へ低下し、フリーキャッシュフローは85億ドルから8億ドル弱まで縮んだ。アルファベットは四半期ベースで初のフリーキャッシュフロー赤字を計上している。投資家の評価基準が「AIは伸びるか」から「誰が請求書を払えるか」へ移った局面を読む。
西田 航
