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FRBは3.50〜3.75%を据え置き、ウォーシュ議長が利下げ観測を封じる。同調緩和が終わり日欧が引き締めへ回る世界
6月の米消費者物価指数は前月比0.4%下がり、年間の上昇率は3.5%まで鈍った。予想を上回る改善である。それでもFRBは動かない。政策金利は年初から3.50〜3.75%に据え置かれたままだ。7月14日に議会証言した新議長ウォーシュ氏は、物価は「まだ高すぎる」と述べ、改善を「任務完了」とは呼べないと釘を刺した。市場では7月利上げの観測が18%から36%へ倍増した。一方でECBと日本銀行は利上げへ舵を切っている。かつて足並みをそろえた世界の金融緩和は、いま国ごとにばらけ始めた。CNN・Chase・CME FedWatchなどの報道をもとに、分岐の構図と日本への影響を読み解く。
西田 航
