日銀が1%利上げ、31年ぶりの水準へ。世界の中央銀行が分岐する局面を読む
日本銀行は6月16日、政策金利を0.25%引き上げ1.0%とした。1%は1995年9月以来、31年ぶりの水準で、採決は7対1だった(CNBC 6/16)。背景には2月末に始まった中東戦争が押し上げた物価、1ドル160円台の円安、国内の政治圧力がある。発表後、日経平均は0.46%上昇、円はやや買い戻された。同じ時期、米FRBは3.50〜3.75%を据え置きつつ利上げを示唆し、英中銀は3.75%で据え置き。世界の金融政策が方向をそろえない局面に入った(T. Rowe Price、Vanguard)。住宅ローン・円安・運用への影響まで、家計と企業が前提を組み直すべき論点を整理する。
