
FRB新議長ウォーシュがタカ派転換、CPI4.2%で5年ぶりの利上げ再開が視野に
米連邦準備制度理事会(FRB)が、新議長ケビン・ウォーシュのもとで5年続いた金融緩和路線を捨て、明確なインフレ抑制へと舵を切っている。6月17日のFOMCは政策金利を3.5〜3.75%に据え置いたが、約半数の委員が年内利上げを見込み、市場は年内利下げの期待を手放しつつある。5月のCPIは前年同月比4.2%と3年ぶりの高水準に達し、イラン戦争によるガソリン高と関税が物価を押し上げた。ウォーシュ議長は将来の金利経路を示す従来のガイダンスも取りやめる方針だ。CNBC、NPR、PBSなどの報道をもとに、タカ派転換の背景と、円相場・資金調達コスト・SaaS経営への影響を整理する。
