AIの聖地テキサスがデータセンターの新規接続を止めた。電力網が限界に来ている
8月3日、テキサス州のアボット知事が送電網への接続を申請中の全データセンター案件の検証と監査を指示した。ERCOTは「事実上すべての案件が一時停止する」と認めている。背景には474ギガワットという接続申請の異常な積み上がりがある。州の需要記録91ギガワットの5倍を超え、新規申請の約9割がデータセンターだった。誰よりも企業誘致を進めてきた知事が、なぜ自ら入り口を閉じたのか。税優遇と水使用の開示義務化が変えるAI投資の前提と、数年遅れで同じ問題に直面する日本のデータセンター誘致・系統制度への示唆を整理する。