ペロブスカイト太陽電池が変換効率34%超へ。日本発の技術が握るエネルギー安全保障と量産化の壁
ペロブスカイトとシリコンを重ねたタンデム型太陽電池が変換効率34.85%を記録し、単接合シリコンの理論限界33.7%を突破した(PatSnap、2026)。東京大学は全ペロブスカイト型で30.2%を達成(pv magazine、4/24)。シリコン量産品の約24%を大きく上回るが、IEAは25〜34%の高効率は小面積に限られ、耐久性が普及の壁だと指摘する。技術は2009年に宮坂力教授が日本で発明し、原料のヨウ素も国産。積水化学はフィルム型で2030年に20円/kWhを見込む。発明国・日本が量産で主導権を握れるかを、エネルギー安全保障の観点から読み解く。
