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株は最高値圏、消費者心理は史上最低。指数44.8が映す米国の二つの顔
2026年5月、ミシガン大学の消費者態度指数が44.8まで落ち込み、調査開始以来の最低を更新した。3カ月連続の悪化で前月比5ポイント減、過去6回の景気後退の入り口をすべて下回る水準だ。原油高でガソリン価格が上がり、回答者の57%が高物価を家計の重荷に挙げた。一方で同じ日、株式市場はイラン外交の進展を好感して上昇。ウォール街とメインストリートが深く乖離した。Bloomberg、CNN、ミシガン大学の分析を横断し、ソフトデータとハードデータの違い、物価高に直面する日本への含意を読み解く。
西田 航