Opinion
双子地震の死者4,300人超、マドゥロ拘束から半年のベネズエラで暫定統治の期限切れと正統性の崩壊が進む
マドゥロ前大統領が米軍に拘束されてから半年のベネズエラを、6月24日の双子地震(M7.2とM7.5)が直撃した。CNNによると死者は4,300人を超え、ロドリゲス暫定大統領への不支持率は63.3%に達した。憲法が定める暫定統治の180日期限は7月3日に過ぎ、政権の法的根拠は宙に浮いたままだ。2025年ノーベル平和賞のマチャド氏は有効な旅券がなく帰国できず、2024年大統領選の勝者ゴンサレス氏も国外にいる。CNN、CSMonitor、Atlantic Council、NPRなどの報道をもとに、災害が政治危機を加速させる構図と、原油市場・邦人企業への影響、日本外交への示唆を整理する。
西田 航
