Engineering
太陽電池が34%の壁を破った。ペロブスカイトの量産競争で、発祥国・日本が握る逆転の一手
ペロブスカイトとシリコンを重ねたタンデム型太陽電池が、シリコン単独の理論限界とされてきた約33.7%を越え、認証ラボ記録は34.85%に達した。中国のJinkoSolarやLONGiが記録を更新する一方、東京大学はオールペロブスカイトで30.2%、東京都市大学はペロブスカイト・CIGSで25.14%という世界記録を出した。基本構造を2009年に報告したのは日本の宮坂力氏で、政府も約1500億円規模で量産供給網づくりを支援する。pv magazine、IEEFAの報道を横断し、軽くて曲がる国産技術が日本のエネルギーと産業に何をもたらすかを読み解く。
西田 航