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FRBは利下げを見送った。8対4の分裂と原油高が映す、中東発インフレ再燃の重さ
米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の据え置きを決めた。決定は8対4という異例の分裂で、市場が期待した利下げは後ろにずれた。先物市場は年内据え置きの確率を74.5%と織り込む。背景は中東の戦火が押し上げた原油高で、北海ブレントは5月26日に3%超上昇し1バレル99.58ドルとなった。次期議長にはケビン・ウォーシュ氏が承認される見通しで、パウエル氏は1948年以来となる議長退任後の理事残留を選ぶ。CNBC、PIIEの報道を横断し、金利と原油という二つの根っこの揺れが日本経済に何をもたらすかを読み解く。
西田 航