4月は、テック業界にとって1年で最も熱いイベントシーズンだ。
AI EXPO、スタートアップ展示会、テックカンファレンスが立て続けに開催される。 しかし、平日開催が多く「気づいたら終わっていた」という経験を持つ人も少なくないだろう。
この記事では、今週末(4月11日・12日)に実際に足を運べるイベント・展示と、4月後半に控える注目イベントの事前登録情報をまとめた。 週末のインプットを最大化するための、テック好き向けイベントガイドをお届けする。
今週末行ける! 4月11日・12日のおすすめスポット
今週末は大規模テックカンファレンスこそないものの、テクノロジーとアートの交差点を体験できる展示が都内各所で開催中だ。 足を運ぶ価値のあるスポットを厳選して紹介する。
ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術(東京都現代美術館)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会期 | 2026年1月31日〜5月6日 |
| 会場 | 東京都現代美術館(清澄白河) |
| 料金 | 一般1,500円、大学生・専門学生1,000円 |
| 公式サイト |
国際量子科学技術年を記念した、科学とアートのコラボレーション展だ。
国産量子コンピュータによる「量子コンピュータアート」は、世界的にも黎明期の試み。 落合陽一やARTSATプロジェクトなど、テクノロジーと表現の最前線に立つ作家たちの作品が集結している。
宇宙データの可視化・可聴化をダイナミックな映像インスタレーションとして展示しており、単なる鑑賞ではなく「体験」として楽しめる点が特徴だ。 テックとサイエンスに興味がある人にとって、4月中に必ず訪れておきたい展示といえる。
teamLab Planets TOKYO ー 春限定「桜」演出(豊洲)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 期間 | 春限定演出は2026年3月1日〜4月30日 |
| 会場 | teamLab Planets TOKYO DMM(豊洲) |
| 料金 | 大人3,800円〜 |
| 公式サイト |
世界的に知られるデジタルアートミュージアムが、春限定の桜演出を展開中だ。
2つの巨大なアート空間が満開の桜に包まれ、花がリアルタイムで咲いては散っていく。 「生命の宇宙」をテーマにした没入型体験は、テクノロジーがいかに感覚を拡張できるかを体感させてくれる。
4月30日までの期間限定なので、まだ行っていない人は今週末が狙い目だ。
teamLab Borderless(麻布台ヒルズ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会場 | 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス |
| 営業時間 | 8:30〜21:00(最終入館20:00) |
| 料金 | 大人4,000円〜 |
| 公式サイト |
作品が部屋を超えて移動し、互いに影響を与え合う「境界のないアート」が体験できる常設ミュージアムだ。
テクノロジーによるインタラクティブ体験の最先端を、時間を気にせず楽しめる。 週末に長めの時間を確保して訪れるのがおすすめだ。
connpass・TECH PLAY のコミュニティイベント
大規模展示会だけがイベントではない。 週末には、connpassやTECH PLAYで個人やコミュニティが主催する勉強会・もくもく会・LT会が数多く開催されている。
- connpass イベントカレンダー:
- TECH PLAY イベント一覧:
AI、React、Python、インフラ、デザインなど、自分の興味に合ったテーマの勉強会を探してみよう。 無料参加のイベントも多く、同じ関心を持つエンジニアやクリエイターとのつながりが生まれる場でもある。
来週の大型展示会 ー 事前登録は今週末がラストチャンス
来週は、テック業界の注目展示会が2つ同時に開催される。 どちらも事前登録制で入場無料のため、今週末のうちに登録を済ませておきたい。
NexTech Week 2026【春】(4月15日〜17日)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会期 | 2026年4月15日(水)〜17日(金) |
| 会場 | 東京ビッグサイト(西展示棟) |
| 時間 | 10:00〜17:00 |
| 入場料 | 事前登録で無料 |
| 主催 | RX Japan |
| 公式サイト |
NexTech Week春は、5つの専門展で構成される大型テクノロジー展示会だ。
- 第10回 AI・人工知能 EXPO
- 第7回 ブロックチェーン EXPO
- 第6回 量子コンピューティング EXPO
- 第5回 AI時代の人材・組織改革 EXPO
- 第1回 ヒューマノイドロボット EXPO(新設)
今回の目玉は、新設された「ヒューマノイドロボット EXPO」だ。 Figure、Tesla Bot、国内スタートアップのロボティクス企業が一堂に会する貴重な機会となる。
AI EXPOも第10回の節目を迎え、エージェントAI、マルチモーダルAI、エンタープライズRAGなど最新トレンドのソリューションが並ぶ。 BtoB向けだが、エンジニアや事業開発担当者にとっては技術トレンドを肌で感じられる場だ。
Startup JAPAN EXPO 2026(4月15日〜16日)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会期 | 2026年4月15日(水)〜16日(木) |
| 会場 | 幕張メッセ 国際展示場ホール7-8 |
| 時間 | 10:00〜17:00 |
| 入場料 | EXPO部分は事前登録で無料 |
| 主催 | Sansan |
| 出展数 | 約450社 |
約450社のスタートアップが最新サービス・技術を披露する、日本最大級のスタートアップ展示会だ。
事前にブース訪問予約ができるため、効率的に回ることが可能。 スタートアップへの転職を考えている人、新規事業の連携先を探している人にとっては必見のイベントだ。
NexTech Weekと日程が重なるため、1日目はビッグサイト、2日目は幕張メッセ、といった回り方もできる。
4月後半の注目イベントカレンダー
4月後半にも、チェックしておきたいイベントが目白押しだ。
| 日程 | イベント名 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 4/22(水) | TechLead Conference 2026 | KABUTO ONE(茅場町) | テックリード向け、無料、400名限定 |
| 4/25(土) | 全日本AIハッカソン オンライン予選 | オンライン | 参加無料、賞金あり |
| 4/25-26(土日) | ニコニコ超会議 2026 | 幕張メッセ全館 | 過去最大規模、テック×カルチャーの祭典 |
| 4/27-29(日-祝) | SusHi Tech Tokyo 2026 | 東京ビッグサイト | 700社超のスタートアップ、最終日は一般無料 |
TechLead Conference 2026(4月22日)
Sansan主催の、テックリード向けカンファレンス。 「AIが変える技術設計力」と「AI時代の組織とマネジメント」の2テーマで、業界のトップランナーが登壇する。
広木大地氏のキーノート「AIはエンジニアの『悩む時間』を消せるか」は、多くのエンジニアにとって示唆に富む内容になるだろう。 参加無料・400名限定のため、早めの申し込みが必要だ。
登録はconnpassから:
ニコニコ超会議 2026(4月25日〜26日)
2年ぶりに幕張メッセ全館(1〜11ホール+イベントホール)を使用する、過去最大規模の開催となる。
クリエイタークロスの出展者は774組と昨年を大きく上回り、ボカロ、VTuber、ゲーム、コスプレなど多彩なジャンルが集結。 テクノロジーとサブカルチャーの交差点を体感できるイベントだ。
前売1日券は3,800円。中学生以下は入場無料。
SusHi Tech Tokyo 2026(4月27日〜29日)
東京都主催のアジア最大級グローバルイノベーションカンファレンスだ。
700社を超えるスタートアップが参加し、グローバルピッチコンテストや基調講演が行われる。 4月27日・28日はビジネスデイ、29日(祝日)はパブリックデイとして一般に無料開放される。
週末しか動けない人でも、29日のパブリックデイに参加すれば最新のスタートアップエコシステムを覗くことができる。
イベント参加を10倍有意義にする3つのコツ
せっかくイベントに足を運ぶなら、ただ「行っただけ」で終わらせたくない。 参加の質を上げるための3つのポイントを紹介する。
1. 事前に「問い」を持って行く
「何を見に行くか」ではなく「何を解決したいか」を決めてから参加しよう。
- 自社のAI活用に最適なツールは何か?
- 転職先の候補になるスタートアップはあるか?
- 自分の技術領域で次に学ぶべきトレンドは何か?
問いを持っていると、ブースでの会話も格段に深くなる。
2. 名刺交換+SNSで「点」を「線」にする
イベントで出会った人とは、その場でSNSをフォローし合うのが鉄則だ。
名刺だけ交換して終わると、1週間後には記憶が薄れてしまう。 XやLinkedInでつながり、イベントの感想をメンションし合うことで、一度きりの出会いが継続的な関係に変わる。
3. 帰宅後30分でアウトプットする
イベント参加後、30分以内にメモやSNS投稿で学びをまとめよう。
- 一番印象に残ったセッションやブースは何か
- 自分の仕事にどう活かせるか
- 次にやるべきアクションは何か
この3点をまとめるだけで、イベント体験がインプットからアウトプットに変わり、記憶の定着率が格段に上がる。
まとめ
4月はテックイベントの「収穫期」だ。
今週末は、量子アートやデジタルアートの没入体験で感覚を刺激しつつ、来週以降の大型展示会の事前登録を済ませておこう。 NexTech Week、Startup JAPAN EXPO、TechLead Conference、ニコニコ超会議、SusHi Tech Tokyo。4月後半だけでも、これだけの選択肢がある。
「行きたいイベントが多すぎて選べない」。それは贅沢な悩みだ。 まずはこの週末、一つでも新しい体験に踏み出してみてほしい。
出典・参考
- NexTech Week 2026【春】公式サイト:
- Startup JAPAN EXPO 2026(幕張メッセ):
- TechLead Conference 2026(connpass):
- ニコニコ超会議2026 公式サイト:
- SusHi Tech Tokyo 2026 公式サイト:
- ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術(東京都現代美術館):
- teamLab Planets TOKYO:
- teamLab Borderless:
- connpass イベントカレンダー:
- TECH PLAY イベント一覧:
