Opinion
イラン新指導者は葬送にも現れず、顔の見えない統治と膨らむ戦費が残す不確実性
イランで7月上旬、故ハメネイ師の葬送に数百万人が集まった一方、後継に指名された息子モジュタバ・ハメネイ師は公の場に一度も姿を見せていない。父を殺害した攻撃で本人も負傷したとされ、誰が国を率いているのかが見えない。米国では戦費が政治問題化し、推計は250億ドルから2000億ドル近くまで幅がある。ホワイトハウスは876億ドルの補正予算を要求した。CNN、アルジャジーラ、Government Executive、Fortuneなどの報道をもとに、ポスト・ハメネイ体制の不安定さと、エネルギー安全保障を通じた日本への影響を読み解く。
西田 航
