ホルムズ海峡の緊張で原油が急騰しブレント78ドル台へ、日本の原油輸入の93%が通る要衝の危うさ
中東の緊張が、再びエネルギー市場を揺らしている。米国とイランの対立が激しさを増すなか、世界の石油輸送の要衝ホルムズ海峡をめぐる不安が原油相場を押し上げた。ブレント原油は一時83ドルまで跳ね、78.86ドルと前日比3.8%高で引けた。WTIも4.1%上昇した。ホルムズ海峡は世界の石油・ガスのおよそ2割が通る細い水路であり、日本は原油輸入の93%をこの海峡に頼る。Fortune、Bloomberg、Al Jazeera、Reutersなどの報道をもとに、供給途絶リスクが日本の物価・電力・金融政策に及ぼす影響と、エネルギー安全保障の課題を読み解く。
