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フランスがSNS年齢制限法を可決、EUで初めての一歩と審議の最終盤で抜け落ちた執行力という壁の実像
フランス国民議会が7月21日、15歳未満のSNS利用を禁じる法案を賛成279・反対81の大差で可決した。EU加盟国として初めての包括的な年齢制限であり、TikTokやInstagram、Facebook、Snapchat、Xが対象となる。新規アカウントは9月から作成できなくなり、既存の未成年アカウントも2027年1月までに閉鎖が義務付けられる。一方で、年齢確認の具体的な方法を定める条項は審議の過程で骨抜きにされ、規制当局の権限も縮小された。理念の先進性と、実効性の乏しさ。この落差がどう埋められるのかが、フランスの選択を世界の参照点にできるかを左右する。複数メディアの報道をもとに、経緯と日本への影響を読み解く。
西田 航
