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エルニーニョが再来。NOAAが宣言、「非常に強い」確率63%が世界の天候を揺らす
米海洋大気局(NOAA)は6月11日、エルニーニョの発生を正式に宣言した。太平洋赤道域の海面水温が平年より0.5度以上高い状態が続いたためで、観測指標は+1.7度まで上昇(NOAA、NASA)。秋にかけて水温が平年より2.0度を超える「非常に強い」規模に達する確率は63%と予測される。NASAの衛星はケルビン波による海面上昇をとらえ、現象の強まりを示す。米国南西部で雨が増え、インドネシアやオーストラリアで干ばつが起きやすい。海面温度のわずかな変化が農業や物価まで揺らすなか、日本の天候・食料価格・産業・長期の備えへの示唆を読み解く。
西田 航
