Engineering
NASA長官が語る米中月面競争「差は数年ではなく数カ月」、着陸計画の再編が示す旗ではなく拠点を巡る争い
NASAのアイザックマン長官が7月5日、CBSの報道番組で「我々はいま、間違いなく宇宙開発競争のさなかにいる」と述べた。米国は2028年末の有人月面着陸を目指し、中国は2030年までの着陸を公言する。アルテミス3号機の着陸見送りと地球周回軌道試験への変更、月の南極域を巡る立地争い、官民連合対国家主導という体制の違いを、CBSやCNN、PBSなど世界メディアの報道から読み解く。月周回拠点ゲートウェイへの機器提供や有人月面車ルナクルーザーの開発で計画に参画する日本の当事者性と、宇宙産業の商機、規範形成を巡る課題も併せて探る。
西田 航
