AI
OpenAIが自前のAIチップ「Jalapeño」を発表。9カ月設計とAIによる設計で推論コストに挑む
OpenAIは6月24日、半導体大手ブロードコムと共同で、同社初の推論専用チップ「Jalapeño」を発表した。設計から製造確定まで約9カ月という異例の速さで、その設計の一部にはOpenAI自身のAIモデルを使った(OpenAI公式、TechCrunch 6/24)。試作品はすでに研究室でGPT-5.3-Codex-Sparkを動かし、消費電力あたりの性能は現行の最先端を大きく上回るという。OpenAIは2025年、ChatGPTを動かすため他社GPUに約140億ドルを費やした(CNBC 6/24)。推論コストの半減は利益を左右する規模であり、AI競争の主戦場がモデルの賢さから、それを動かす土台へと広がり始めた。日本の半導体部材産業やAI活用への示唆まで読み解く。
西田 航
