AI
OpenAIが自社推論チップ「Jalapeño」を発表。推論コスト半減でNvidia依存を崩しにいく
OpenAIが6月24日、初の自社設計チップ「Jalapeño」をブロードコムと共同で発表した(TechCrunch、6/24)。製造はTSMC、開発期間は約9カ月で、設計にはOpenAI自身のAIモデルが使われた。推論に特化し、1トークンあたりの処理コストは現行Nvidia GPU比でおよそ50%低いという(VentureBeat、6/24)。グレッグ・ブロックマン社長は「フルスタックなインフラ戦略の一部」と位置づけ、2029年までに合計10ギガワット規模の展開を掲げる。AIの計算資源を握ってきたNvidia一強に、最有力AI企業が自前チップで切り込む。日本の半導体・電力・AI導入コストへの波及を読み解く。
西田 航
