Health
老化細胞を狙い撃つ研究が続々。長寿科学はマウスからヒトへ動き出した
加齢とともに体に溜まり炎症を起こす「老化細胞」を薬で取り除く「セノリティクス」の研究が、マウスからヒトの臨床試験へ進み始めた。2026年5月にも、皮膚の傷の治り、ミトコンドリア保護、慢性炎症の抑制など老化細胞をめぐる新発見が相次ぐ。ClinicalTrials.govには26件の臨床試験が登録される一方、結果公表済みは9件、対照群ありは2件と証拠はこれから。長寿バイオ市場は2026年に約232億ドル。Nature、ScienceDaily、Clarivateの情報を横断し、世界一の超高齢社会・日本への含意を整理する。
西田 航