Opinion
欧州10カ国が弾道ミサイル迎撃の共同開発で連合結成、ウクライナ製フレイヤを軸に米国依存からの脱却を狙う
ロシアの弾道ミサイルが連日ウクライナの都市を襲うなか、欧州は「自前の盾」を持つ決断を下した。7月13日、パリに集まった10カ国が、共通の迎撃システムを開発する枠組み「統合弾道ミサイル防衛連合」の設立を宣言した。ウクライナが創設メンバーに名を連ね、同国製の迎撃弾「フレイヤ」を中核に据える。米国製パトリオットへの依存から抜け出し、12カ月で量産と低コスト化を実現できるか。Al Jazeera、Kyiv Independent、AP通信などの報道をもとに、防空の「コストの非対称」という課題と、日本の防衛産業・防衛予算への示唆を読み解く。
西田 航
