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グリーンスパン死去、100歳。「マエストロ」が遺した好況と危機、二つの評価
元米連邦準備制度理事会(FRB)議長アラン・グリーンスパン氏が6月22日、100歳で死去した(NPR・CNN、6/22)。1987年にレーガン氏に指名され、4人の大統領のもとで18年半にわたり金融政策の頂点に立った。在任中は「マエストロ」と呼ばれ史上最高の中央銀行家と評されたが、2008年金融危機でその評価は揺らいだ。市場の自己修正力を信じた規制緩和が危機の一因とされ、本人も2008年に自らの世界観の「欠陥」を認めた。好況を育てた手腕と崩壊を防げなかった責任。日本の金融緩和や経済安全保障への教訓も交えて読み解く。
西田 航
