Health
アルツハイマーの「隠れた引き金」IDOL酵素。神経細胞から消すとプラークが激減した
米インディアナ大学医学部の研究チームが、神経細胞からIDOLという酵素を取り除くと、アルツハイマー病の特徴であるアミロイドプラークが大きく減ることを示した。最大の遺伝的リスク因子APOE4と関連するAPOEも減少し、脂質代謝と神経伝達にかかわる受容体が増えた。抗体医薬(レカネマブ等)とは異なる新しい創薬標的の候補である。ScienceDaily、Neuroscience News、SciTechDaily、論文(Alzheimer's & Dementia)を横断し、アルツハイマー創薬の経緯、前臨床段階という慎重さ、高齢社会・日本の医療と介護への含意を整理する。
西田 航