
稲見昌彦
Masahiko Inami
光学迷彩から余剰肢・共有身体まで、人の知覚と機械を結び「自動化」に対する「自在化」を提唱する研究者
稲見昌彦は、光学迷彩、ウェアラブル機器、VR、ロボット余剰肢などを通じ、人が主体感を保ちながら能力を広げる「自在化身体」を研究してきた日本の人間拡張研究者です。2026年9月16日時点で東京大学先端科学技術研究センター教授を務めています。
稲見昌彦とは
稲見は、人が嫌な作業を機械へ渡す「自動化」だけでなく、人がやりたいことを機械と一体になって実現する「自在化」を、技術・認知・社会実装の共通概念へ育てた人物です。[1][5][3]
- 現在・代表的な役割
- 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
稲見昌彦の生い立ち・経歴
生い立ちから現在まで、肩書きだけでなく研究・開発・事業を動かした主要な出来事を時系列で追います。
東京大学で博士号を取得した
工学博士を取得し、同年から東京大学で研究職としてヒューマンインタフェース研究を進めました。[1]
光学迷彩を国際会議で発表した
再帰性投影技術で衣服の上に背後の映像を表示し、身体と拡張現実を結ぶ代表的なデモを示しました。[8]
電気通信大学講師となった
研究室で人間の感覚・知覚とデバイスを結ぶ研究を進め、2006年に教授となりました。[1]
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授となった
工学だけでなく、メディア、デザイン、エンタテインメントへ研究の射程を広げました。[1]
東京大学大学院情報理工学系研究科教授となった
身体と情報の関係を、システム情報学と人間拡張の研究へ統合しました。[1]
東京大学VR教育研究センターの応用展開部門長となった
VRの基盤研究を教育、産業、社会応用へ橋渡しする役割を担いました。[1]
VRで第3・第4の腕の身体化を実証した
足で動かす余剰肢を自分の身体の一部として感じる条件を実験し、能力拡張と身体認知を結びました。[7]
ERATOで自在化概念と社会実装を総括した
分散協調、共有身体、舞台芸術、企業連携、3社のスタートアップ創出まで成果を広げました。[6]
文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞した
人間拡張工学と自在化技術を横断的な研究・社会実装へ育てた活動が評価されました。[1]
稲見昌彦を読み解く3つの視点
知名度や肩書きではなく、技術と産業に残した変化から人物像を整理します。
出発点から現在地
年表の出来事をつなぎ、研究テーマや仕事の選択がどのように次の段階へ結びついたかを読み解きます。
技術思想・仕事の哲学
人生とキャリアを変えた3つの転機
生い立ちから現在までを一本の物語として見るために、方向を大きく変えた3つの選択に絞りました。
主な技術的功績と専門性
稲見昌彦を評価するときの論点
個人の功績だけに還元せず、共同研究者、組織、社会への影響まで含めて考えるための視点です。
稲見昌彦に関するよくある質問
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References / 文献・リンク
もっと知る
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稲見自在化身体プロジェクト — 研究成果概要
科学技術振興機構・2023
余剰肢、共有身体、社会実装、スタートアップまで、自在化身体の全体像を確認できます。
日本語
稲見昌彦教授 — 「自在化身体」で、不可能を可能に
東京大学 大学院情報理工学系研究科・2021
自動化と自在化の違い、超人スポーツ、研究の動機を本人の言葉で読めます。
日本語
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一次情報・参考資料
論文、大学・研究機関、企業開示、本人の公式発表を優先し、二次資料は背景確認に利用します。
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- [8]一次情報Tachi Laboratory / IEEE ISMAROptical Camouflage Using Retro-reflective Projection Technology
確認日:2026年9月16日
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