Android XRグラス——Samsung・Warby Parkerら4社と共同開発
Googleは、Gemini 2.5 Proを搭載したスマートグラス「Android XR」のプレビューを正式に公開した。ディスプレイなしのAIグラス(カメラ・マイク・スピーカー搭載)と、レンズ内表示付きの2種類を展開する。
スマートフォンとペアリングして動作する設計で、リアルタイム翻訳、ナビゲーション、メッセージ送信、視覚認識をハンズフリーで実現する。ハードウェアパートナーはSamsung、Warby Parker、Gentle Monster、XREALの4社。価格帯と購買層を分散させる複数パートナー戦略で、Meta Ray-Ban Smartとの正面対決に踏み込んだ。
Gemini Intelligence——OSが「道具」から「自律エージェント」へ
Androidの新AI層「Gemini Intelligence」は、OSを「使うもの」から「考えるもの」へと転換する試みだ。
「Magic Cue」と「Now Nudge」は文脈に応じたアプリ操作を自動化する。「Chrome Autobrowse」は駐車場の空き情報を探すといったリサーチ作業をGeminiに委ねられる機能だ。「Rambler」は音声入力時の「えー」「あの」などのフィラーワードを自動除去する。フォーム自動入力はワンタップで完結する。
ただし、動作条件はシビアだ。Gemini Nano v3対応のフラグシップSoC、12GB以上のRAMが必要で、現時点で対応するのはGalaxy S26シリーズとPixel 10シリーズに限られる。
Googlebook——Chromebookが姿を変える
GoogleはChromebookに代わる新カテゴリのノートPC「Googlebook」を発表した。Gemini Intelligenceとの完全連携を前提に設計した「AndroidとAIのためのPC」として位置づける。詳細なスペックと価格は今後のアナウンスを待つ形となった。
Android 17の新機能とセキュリティ強化
Android 17ではクリエイター向け機能と安全対策が柱になっている。「Screen Reactions」はグリーンスクリーンなしで自撮りオーバーレイ動画を撮影できる機能。Ultra HDR対応、Adobe PremierのAndroid版、Instagramのタブレット・折りたたみスマホ最適化も同時に発表された。
セキュリティ面では「Bank Call Verification」が注目される。銀行名義のなりすまし電話を検知する機能で、Revolut、Itaú、Nubankとの連携でまず提供を開始する。
ソース:
- Google I/O 2026 Live Blog: Android 17, Android XR glasses, and all the Gemini AI news — Android Central(2026年5月19日)
- Google I/O 2026: Gemini Intelligence, Googlebooks, Android XR glasses — The Next Web(2026年5月)
- Google confirms Android XR smart glasses showcase for I/O 2026 — Android Authority(2026年5月)