創業25年で初の外部投資家
Blue Originはこれまで約25年間、主にBezos氏の個人資産を資金源としてきた。今回のラウンドは同社にとって外部投資家への初めての門戸開放であり、資金調達構造の根本的な転換を意味する。
2026年5月には主力ロケット「New Glenn」がテスト中に爆発するという試練を経験しており、Bezos氏とCEOのDave Limp氏は2026年末までの再飛行を目標に掲げている。今回の大規模調達はその開発加速を支える位置づけとなる。
SpaceX IPOが加速させた競争
外部調達のタイミングはSpaceXの動向と無縁ではない。SpaceXは2026年6月に時価総額1.75兆ドル規模のIPOを実施しており、AIデータセンターや宇宙事業での資金力を大幅に高めている。Blue Originはニューシェパード(観光)、ニューグレン(商用衛星・NASA向け)、将来のBlue Moon月面着陸船の3軸で事業を展開しており、初の外部資金でSpaceXとの差を縮めることを目指す。
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