Google Gemini を年間10億ドルで調達——Siriのクラウド処理を全面置換
AppleはGoogleと締結した複数年契約に基づき、パラメータ数約1.2兆のGeminiカスタムモデルを年間約10億ドルで使用許諾した。業界アナリストのGene Munsterはこの契約の総額を最大50億ドルと試算している。
Siriが3億パラメータの端末側モデルで処理しきれないクエリは、Appleの自社サーバーを経由してGeminiの推論レイヤーに届く設計だ。その際、ユーザーデータは剥ぎ取られた状態で転送され、Googleがデータを将来のモデル学習に用いることを契約で禁じている。プライバシーを旗印にしてきたAppleが、外部モデル依存に踏み切った大きな転換点となる。
SiriがiOS 27で独立アプリに——iMessage風UIでチャット履歴を全端末同期
iOS 27ではSiriが初めて独立したアプリとなる。インターフェースはiMessageに近い吹き出し形式で、会話履歴はiCloudを介してデバイス間で同期される。
システム全体に「Search or Ask」パネルが追加され、ユーザーはクエリをSiri、ChatGPT、Google Geminiに振り分けることができる。画像や書類の添付にも対応し、メール・写真・ファイルへの個人コンテキストアクセスも備える。これまでの「声だけのアシスタント」から、テキストでも会話できるチャットAIへの変貌だ。
iOS 27の対象デバイス——iPhone 11以前はサポート外へ
iOS 27の動作要件はA14 Bionic以降のチップを搭載した端末に限られる。iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max、SE(第2世代)はサポート対象外となった。同様にmacOS 27はIntel Macをサポートせず、macOS Tahoeがインテル搭載機での最後のバージョンとなる。
iOS 27のデベロッパ向けベータは基調講演後に配布が始まり、パブリックベータは7月、一般公開は今秋を予定している。
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