Opinion
欧州が急ぐ「防衛の自立」。ウクライナ製ドローンが変える戦争の作法と日本への問い
米国の支援が当てにできないという不安を背に、欧州が自前の防衛能力づくりを急いでいる。鍵を握るのはウクライナが戦場で磨いたドローンの技術だ。ドイツの試算では自立に年間約500億ユーロ、10年で5000億ユーロが要る。深部打撃機タイガーシャークは4月1日に初飛行(時速750km・射程1000km超)、独ウクライナは射程1500kmの共同開発を5月11日に発表した。ウクライナは2026年に700万機のドローン生産を目指す。ディフェンス・ニュース、ジオポリティカル・モニター、大西洋評議会の報道を横断し、安価な無人機が変えた戦争の作法と、防衛費GDP比2%へ動く日本への問いを読み解く。
西田 航